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執筆者の写真瀬戸岡 薫

パトスの回廊

常に小声で歌いながら歩いている。

万人受けな歌を歌っている人はそれはそれで幸いなのかもしれない。p


見る人見る人皆がヒラサワを纏っている。


今日明日うっかり有明ガーデンに足を踏み入れて「cold song」を聞いた子供は将来道を踏み外すことなく生きることができるのだろうか。


浴びるようなオードブルからのメインディッシュはオーバードーズしそうだ。


紋はこの手に在り。明日の参戦は私もヒラサワを身に纏う。

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常軌の外の萌芽

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粒子周期

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季節の狭間

ナイロンに阻まれノイズと化した記憶の向こうから茂る緑と湿気が大きく深い青色を孕んだ匂いがした。 循環する歳月すらも摩耗しかけさも当然と存在していたはずのそれは霞の向こうへ消えかけていた。

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