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季節の狭間

  • 執筆者の写真: 瀬戸岡 薫
    瀬戸岡 薫
  • 2022年5月16日
  • 読了時間: 1分

ナイロンに阻まれノイズと化した記憶の向こうから茂る緑と湿気が大きく深い青色を孕んだ匂いがした。

循環する歳月すらも摩耗しかけさも当然と存在していたはずのそれは霞の向こうへ消えかけていた。

 
 
 

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常軌の外の萌芽

廃棄されなかった種子は萌芽した。 元来廃棄されるべきとされる種子、廃棄することが常識とされる種子は守られ死せず息づいていた。 ありえないと言われ続けた忘却の彼方から萌芽した。

 
 
 
粒子周期

いくら収束させても固定されず拡散する。 粒子は水槽の中で収束と拡散を繰り返す。 拡散し異物と混じり濁っては収束・分離し加速する。 収束した粒子は電圧を生み出す。 生み出してはまた拡散し、沈黙ののちまた加速する。

 
 
 
8月の心象解説

ポケットに入っていたインパチェンスの花は声を呼んだ。 彼方から聞こえる声は乖離した自我を引き戻した。 痛みもなく気づくことさえもなく己がその身から引き離された自我がその地上へと降りてゆく。 乖離した自我は引力に導かれその身へと帰っていった。 そして道しるべたる輝きをそこに示した。

 
 
 

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